「社員食堂って、社員しか入れない場所じゃないの?」
そう思っている方も多いかもしれません。でも実は、大阪には一般の方でも利用できる社員食堂が多く存在しています。
社員食堂は、今や「ランチ難民」や「コスパ重視派」にとっての新たな穴場スポットです。
この記事では、大阪で一般開放されている社員食堂9選をご紹介。さらに、社員食堂サービスの最新トレンドや、企業が食堂を一般開放する背景にも触れながら、「社食文化」の新しい魅力をお届けします。
目次
大阪で一般開放されている社員食堂9選【2025年版】
ここからは、大阪府内で実際に一般の方も利用可能な社員食堂・公共系食堂を10か所ご紹介します。いずれもランチに困ったときの強い味方になること間違いなしです。
1. 大阪市役所 地下食堂(大阪市北区)
中之島の大阪市役所地下にある、昭和レトロな雰囲気が漂う社員食堂。「まいどおおきに食堂 OSAKA市役所食堂」として運営されています。
500円前後で日替わり定食が楽しめ、公務員御用達の“コスパ最強ランチ”として根強い人気を誇ります。
-
利用時間:11:00~15:00(平日のみ)
-
特徴:和・洋・中バランスの良い構成/ボリューム◎
2. 大阪府庁 本館 食堂(大阪市中央区)
歴史ある建物の中にある食堂で、外観の重厚さとは裏腹に、庶民派な価格と雰囲気が魅力。
府庁職員だけでなく、周辺のビジネスマンもこっそり訪れる“知る人ぞ知る社食”。
-
利用時間:11:00~15:00
-
入館:守衛に「食堂利用」と伝える
-
名物:カレー・かつ丼・小鉢付き定食
3. 吉泉食堂(枚方市)
大阪市東成区に本社を構える吉泉産業株式会社が運営する「吉泉食堂」は、本社1階にありながら一般にも開放されているユニークな社員食堂です。
地域の人々とのつながりを大切にしたいという想いから、社員だけでなく、近隣住民や通りがかりの方でも気軽に利用できるスタイルを取っています。
オフィス街のランチタイムにサクッと寄れる便利さと、社員食堂ならではのホッとできる雰囲気が魅力です。
-
営業時間:11:30〜13:30(平日)
※一般開放はランチのみ -
主なメニュー:日替わり定食(500円前後)、カレーライス、うどんなど
-
特徴:地域住民も利用可能/社食ならではの低価格/アットホームな雰囲気
-
アクセス:JR・大阪メトロ「玉造駅」より徒歩約10分
4. 阪急産業 大阪科学技術センター 食堂(大阪市西区)
本町駅からすぐの「大阪科学技術センタービル」内にある食堂は、一般の方でも気軽に利用できるのが魅力。
ボリューム感とバランスの良さが光るメニュー構成です。
落ち着いた雰囲気で、本町界隈のランチスポットとしても穴場的存在となっています。
- 利用時間:11:30〜14:00(平日)
- アクセス:大阪メトロ「本町駅」28番出口から徒歩すぐ
5. 大阪証券取引所ビル 食堂(大阪市中央区・北浜)
「ヒシミツ醤油 大阪証券取引所ビル出張所」として運営されています。
重厚な建物の地下にある、金融関係者も通うランチスポット。
ビジネス街のど真ん中で、しっかり食べられる貴重な場所です。
-
利用時間:10:30〜16:00
-
雰囲気:スーツ率高め/静か
-
人気メニュー:鶏の唐揚げ定食、煮魚定食など
6.毎日新聞社「まいてりあ」社員食堂(大阪市北区・梅田)
大阪・梅田の毎日新聞ビル内にある社員食堂「まいてりあ」は、平日ランチタイムに一般開放されている数少ない施設のひとつ。
「新聞社の社食」という珍しさもあり、近隣のビジネスマンや学生にも人気。時間帯によっては混み合いますが、12:30以降であれば比較的入りやすいようです。
-
利用可能時間:平日 11:30〜13:30
-
メニュー例:日替わり定食、そば・うどん、カレーなど
-
価格帯:400円〜600円程度
-
雰囲気:一般人も自然に利用できる、カジュアルな食堂
-
アクセス:JR大阪駅・地下鉄東梅田駅から徒歩約7分
7. 大阪国税局 食堂(大阪市中央区)
官公庁系らしい質実剛健な食堂。決して派手ではないけれど、安くて体にやさしい定食が人気です。
-
利用時間:11:30~13:30
-
価格帯:500円前後
-
メニュー:鯖の味噌煮定食、親子丼など
8. ダイビル本館カフェテリア(大阪市北区・中之島)
中之島ダイビル本館の4階にある社員食堂は、テナント関係者だけでなく一般利用も可能。スタイリッシュな空間とバランスの良いランチが話題で、近隣オフィスワーカーにとっては「社食なのにカフェのような快適空間」として親しまれています。
-
利用時間:11:30〜14:00
-
特徴:明るく広々とした内装/女性にも人気
-
備考:混雑時を避ければゆったり利用可
9. 萬栄(まんえい)社員食堂(大阪市中央区・南船場)
高級衣料卸の会員制ショッピングビル「萬栄」内にある社員食堂。萬栄の会員であれば誰でも利用可能で、リーズナブルかつボリューム満点の定食が揃っています。実質「一般開放型」に近く、“会員証で入れる社食”として長年人気です。
-
利用条件:萬栄会員証の提示(登録無料)
-
営業時間:11:00〜14:30頃
-
価格帯:定食600〜800円前後
-
特徴:肉系ガッツリメニューが豊富/社食らしい味付け
外注・委託型の社員食堂なら中小企業でも導入可能!
社員食堂というと「大企業の社内にあるもの」というイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし最近では、調理設備や厨房スペースがなくても導入できる外注・委託型の社員食堂サービスが増えており、中小企業や支社・現場単位での導入も進んでいます。
近隣で一般開放されている社員食堂を探すのも、穴場ランチを開拓するような楽しさがありますが、自社に社員食堂を導入すれば、外に出ることなく、安くて美味しい食事を毎日楽しめるという大きなメリットがあります。
委託型社員食堂のメリット
-
調理設備・人員不要:セントラルキッチン方式で運営されるため、調理場がなくても導入可能
-
省スペース:机2つ分のスペースで導入できる「出張型社員食堂」もあり
-
コスト抑制:1食500円前後での導入事例も多数
大阪でおすすめの社員食堂委託サービスまとめはこちら
【2025年最新版】大阪でおすすめの社員食堂委託サービス6選!
社員食堂は“地域と企業”をつなぐ存在に
社員食堂の一般開放は、単なる「食事の提供」を超えて、地域とのつながり、企業の社会的価値向上にも寄与しています。
-
地元住民に開かれた企業イメージ
-
SDGs・健康経営へのアプローチ
-
観光客やワーケーション層との交流の場としての価値
今後も社員食堂は、「働く人のための食堂」から、「地域に開かれた共有の食空間」へと進化していくことでしょう。
まとめ
大阪の街には、まだまだ知られていない「使える社員食堂」がたくさんあります。
しかも、ワンコインで食べられる手作り定食、健康に配慮されたランチなど、飲食激戦区・大阪ならではの魅力が満載。
そして、「社員食堂=自社完結」という常識も、今や変わりつつあります。
外部委託や出張型という選択肢によって、誰もが“社食”の恩恵を受けられる時代になっているのです。
私たちセカンドキッチンでは、調理設備不要・省スペース・少人数から導入可能なセントラルキッチン方式の社員食堂を、大阪・京都・奈良を中心にご提案しています。
「うちにもこんな社員食堂がほしい」と思ったら、ぜひ一度ご相談ください。